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Q: 外国人は文法を知らなくても英語を話せます。なぜ日本人が英語を習う場合文法が必要なんですか?

A: 英語を話すのに文法は必要ありません。日本人も文法を知らなくても日本語が話せます。 それは赤ちゃんの時から膨大な時間、母国語に触れているからです。日常会話程度の英語が流暢に話せるように なるには最低でも4,000時間、連続的に英語に囲まれて生活する事が必要と言われています。

では働きながら限られた時間で日本国内で日本人が英語をマスターするためはどうすればいいのでしょう? 当然、外国人が母国語として英語を身につけたのとは違う方法が必用となります。 文法とは英語の構造、英語を話すための決まり事を系統的にまとめた法則です。 外国人が長い間英語に触れることで少しずつ身につけてきた感覚をひとつの法則にまとめたものです。 確かに言葉は生きているので、全てを文法だけで説明する事は不可能です。中には眉をひそめたくなるような 変な文法もあります。しかしこんな便利なものを活用しない手はありません。文法を過信する事無く、上手に 活用すれば効率の良い学習が可能になります。それに英語の文法は思うほど複雑ではありません。 また受験英語のように直接話すのに必用のない文法まであれこれ詳しく覚える必用もありません。 あくまで会話が目的であればシンプルな基本的なルールだけで十分です。

また言語習得には「臨界期」という問題があります。つまり言語習得能力には年齢によって 大きな差があります。普通3〜8才くらいまでを「臨界期」と呼び、言語能力が著しく発達する時期と言われています。 ですからすでに大人になってしまってから他の言語を習得するには想像以上の努力が必要で、母国語を覚えたのと同じ 方法--ただ聞いたり、話したりするだけ--では無理なのです。

Q: 日本人講師は言葉は教えられても結局は日本人なので文化や、スラングなどは詳しく教えられないのではないですか?

A: 確かに日本人講師は文化的な知識や、スラング表現に対する知識がその国で生まれ育った人達には多少劣る部分が あると思います。それはどんなに努力しても学習で身につくものと、生まれながらに肌で感じて身につけたものとは 当然違いがあるからです。流暢な日本語を話す外国人が全て「日本人のこころ」を理解しているのか?というのと おなじ理屈です。しかし日本人講師は外国人と同じとは言えませんが、少なくとも海外生活の経験や自身の英語学習の過程において 最低必要限の英語の文化的背景やスラング表現は身につけています。初級の段階では基礎をきちんと理解し、 将来、外国人と英語で十分な意思の疎通ができるようになった段階でさらに複雑な文化や表現を身につけていっても決して遅くはありません。

初心者にとって最も必要な事は、まず英語の構造を理解し、単語を文として「意味のあるまとまりに並べる事」ができるようになる 事です。次のステップに進むためにも、基本的は単語力&文法力を身につける事です。 「語順に対する感覚を身につける」、つまり英語には日本語のように「て、に、を、は」が無いので 通じる英語を話すためには単語の語順が非常に大切になってきます。語順を間違えるとまったく違う意味になってしまうか、 あるいは、意味を成さない英語になってしまいます。ほとんどの外国人はこの語順に対する感覚を、当たり前のように 自然に身につけてきたので、人に論理的に説明するのが下手です。 しかし、日本人講師なら二つの言語の構造的な違い、発想の違いを対比して説明する事ができます。

Q: 単語と文法を覚えれば英語を話せるようになりますか?

A: いいえ、それだけでは話せるようにはなりません。まず英語学習には大切な2つの要素があります。 インプット(学習)とアウトプット(練習)です。 つまり英語は学問と違って、頭で理解するだけでは使えません。水泳や自転車のように体で覚える必要があります。 しっかりと学習した事でも、十分な練習を積んでいない場合、いざ会話となると「頭ではわかっているのに、すぐに出てこない!」 という事が起こります。理解した英語を徹底的に体に覚えさせてこそ、初めて「会話で使える英語」になるのです。

このようにアウトプットは使える英語力を身につけるためにとても重要です、しかし十分なインプットが無い初心者 がアウトプットをしようとしても上手くいきません。まだそれだけのデータベースが頭の中に無いからです。 初心者の場合、ある程度の知識が頭の中に入るまでしばらくインプット中心のレッスンが必要です。 基礎力のインプットがその後のアウトプットの成果、会話力の上達に大きく影響するからです。

英語が身に付かない人のほとんどはこの段階に問題があります。十分なインプットが無いままアウトプットをしようとするので、 上手くいかず、英語が嫌になってしまうのです。単語と文法を覚えたからといってすぐには会話力には つながりません、しかし知識として理解してさえいれば、徐々に体に覚えさせる事ができます。 インプットはある意味、アウトプットのような派手さのない地道な学習です。 しかしここをきちんとやるか、おろそかにするかが分かれ道です。

Q: 日本人講師でも英語の発音はちゃんと身につきますか?

A: ひとくちに日本人講師といっても能力は様々です。ビギンの日本人講師採用の基準は「日本語を母国語とし、英語をネイティブに近いレベルまで身につけたバイリンガル」です。「単に普通の人よりも少し英語が上手な日本人」というレベルではありません。特に会話力に優れた講師ばかり集めています。 ビギンの代表である加藤氏は自ら講師の採用試験を行い面接で厳しくレベルチェックをしています。会話において発音は命とも言えます。英語特有の発音をしっかりと身につけた講師だけが採用されています。

英語をマスターするにはどんなに優れた講師についたとしても、週に1〜2回のレッスンだけでは足りません。毎日英語に触れることを習慣づけましょう。自宅学習をする場合、発音記号が読めると正しい発音を身につけるのに とても効果的です。最近ではインターネットや音声付辞書で発音はいつでも自宅に居ながらチェックできますが、 音声が聞けない状況でも、発音記号が読めると音の違いを目で確認できるので便利です。 ほとんどの外国人講師は発音記号を読めません。当たり前ですよね、発音を自然に身につけた外国人には必要ありませんから。 ところが試行錯誤しながら発音を身につけた日本人講師なら学習に活用できる色々なアイディアを持っています。 「発音記号の読み方を教えられる」と言う事も日本人講師の利点の一つだと思います。

また一見つづりと発音に何の関係も無い様に見える英単語にも「ある法則」があります。外国人はそういう事を気にもしませんが、 (たぶん無意識に理解しているのだと思います)日本人講師であれば、それを「意識的に」活用しているのできちんと 説明する事ができます。

Q: 日本語が通じる講師だと、つい甘えてしまい日本語で会話してしまって上達しないのではないですか?

A: 講師は生徒の上達段階に合わせて日本語と英語を使う割合を調整しています。生徒が理解できない段階でむやみに英語だけの レッスンをしても意味がありません。しかし英語に慣れてもらうために、レッスン中はできるだけ英語を使うようにしています。 生徒が理解できると判断した内容、すでに学習した内容については積極的に英語を使い、生徒の発話を促すようにしています。

また初心者にとっては英語を話す、聞くという事はかなりの「ストレス」です。もちろん英語を学習する上で適度な緊張感は必要ですが 逆に過度の緊張状態が続いたのでは学習効果は期待できません。 日本人講師なら二つの言語を使い分ける事で学習者の緊張を一定に保ちながら無理の無い効果的なレッスンを提供する事ができるのです。